【卒業研究の進め方】リサーチクエスチョンの立て方について

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はじめに

学生時代もっとも苦労するのが、卒業論文です。
私も、高校、大学と論文を書いてきましたが、発表前夜までモンスターを片手に執筆していました。
その時の反省も踏まえ、政策研究の正しい進め方について書いていきたいと思います。

研究の進め方の手順

(1) リサーチ・クエスチョンをたてる

【卒業研究の進め方】リサーチクエスチョンの立て方について

2016.06.10

(2) 仮説を立てる

【卒業研究の進め方】仮説を立てる(因果関係の想定・概念の明確化)

2016.06.30

(3) データを収集する

(4) 仮説を検証する

(5) リサーチの結果を政策化する

(6) 結果をまとめ、発表する

今回は、リサーチクエスチョンをの立て方について書いていきます。

リサーチ・クエスチョンをたてる

第1ステップは、研究テーマを選び、何を明らかにしたいのかを決めるところです。例えば研究テーマというのは、学力の地域格差の問題や、〇〇市の高齢者福祉政策といった具体的な問題や政策だけでなく、教育政策や、高齢化問題など漠然とした範囲や分野も含みます。まずは、漠然とでもいいので、研究の範囲を決めることは必要です。そして、その範囲で何が知りたいのかを決めてはじめて、研究が始まります。まずは、自分が興味を持っていることや、日常生活で疑問を感じていること、切実に思ったことからはじめてみましょう。興味のある事柄さえ思いつかないと言う人は、新聞や、ニュースをすることからはじめましょう。今では、スマホでもニュースが手軽に読めるようになりました。SmartNewsやNewsPicksなどのアプリをダウンロードして読んでみましょう。

大まかなテーマが決まったら、「なぜ」の疑問を問いましょう。これが、リサーチクエスチョンです。例えば、学力の地域格差の問題を解決する、という調査では、「なぜ〇〇地域では、学力の格差があるのか」というリサーチクエスチョンがたてられます。そしてこの「なぜ」を繰り返していくと、問題の状況がわかってくるはずです。自分が何を問うべきかに気づくでしょう。

とはいっても、基準がないと困る人もいるかもしれません。

基準1:問う意義があること

第1に問う意義があるかどうかです。これには、学問的な意義と社会的な意義があります。多くの研究者が答えを知りたがっている問いかけ、そしてその問いに答えることで、社会問題が解決するとか、人々の生活が豊かになるとか、この研究が役に立つことを示すことが必要です。

基準2:未解明であること

第2に、まだ答えが出ていない問いであることです。既に答えが出ている研究をおこなっても、意味はありません。そのため、自分の研究テーマに関連する先行研究を徹底的に調べることが重要です。

基準3:答えが出ること

第3に、一定期間で答えがでる問いであることです。学生の場合、研究する期間は決まっているので、その期間内に答えがでるような問いでなくてはなりません。

問いのブレイクダウン

リサーチクエスチョンができたら、問いのブレイクダウンしましょう。例えば、「なぜ学力の低下が起こるのか」という問いは、様々な地域の学力低下を含んでいます。また、学年、教科の関係性もあるでしょう。こういった複数の原因と複数の結果が絡み合っているとき、どこから取り組めばいいのでしょうか。
まずは、問いを解きほぐし、いくつかの具体的な問いに分割します。
そもそも、学力低下の低下とは何と比較して低下なのか?
定量的な裏付けがあった場合、それは全国共通で起こっている問題なのか。
ある町で著しいすれば、なぜか。いつからそのような変化が起こったのか。
・・・
と、問いをブレイクダウンしていきます。

クエスチョンを立てる際の注意点

リサーチ・クエスチョンを立てるにあたって、いくつか気をつけるべき点があります。1つは、どのような研究方法を使いたいか。事例研究か、統計研究か。2つめに、データ収集や観察はできそうか。3つめに、分析や観察を行う単位をどうするかです。以上の点は、リサーチを進める段階で必要になってくることなので、リサーチクエスチョンの段階ですべて決める必要はありません。しかし、クエスチョンの中身と密接に関わってくるので、多少なりとも考慮しておくといいかもしれません

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