【行動主義】スキナーの学習理論を分かりやすく解説するよ

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行動主義とは

行動主義とは、J.B.ワトソンにより提唱された現代心理学の学派です。それまでの心理学で中心的役割を果たしていた内観法を批判して、客観的データを重視しました。行動主義のメカニズムは、刺激→反応の繰り返しによる強化です。スキナーの実験を例に説明していきます。

時代背景

1960年前後までは、哲学者のウィトゲンシュタインや、クワインなどの理論がまだ十分に影響していませんでした。そのため、知識はその普遍性が疑われておらず、実証性が重視されていました。そのため、知識の定義である「正当化された真なる信念」において「知識とは普遍的に真である」ことを前提に、個々の知識の正当性をいかに証明するかが重要であると考えられてきました。そして、知識の妥当性を証明するために、データによって客観的に実証できる知識のみを重視する傾向がありました。

知識感

知識とは普遍的に真なもの

学習感

知識伝達

教師の役割

知識の提供者

代表的な理論家

スキナー

スキナーは、生物体が自発して行う行動で、能動的な行動であるオペランド行動を発見しました。

代表的な実験が、以下のスキナー箱です。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%8A%E3%83%BC%E7%AE%B1

このスキナー箱は、レバーを押すとエサが出る仕組みになっています。ネズミはたまたまレバーを押すことで、エサが手に入った経験を獲得します。これを繰り返し経験することにより、ネズミは意図的にレバーを押すようになります。つまり、たまたまエサが手に入ったというオペランド行動が強化されて、ネズミは絶えずこのオペランド行動をとるようになります。

また、オペランド行動に伴う現象として、正の強化、負の強化、正の罰、負の罰があります。

正の強化:望ましい結果を得たことで行動が増える

負の強化:望ましくない結果を得たことで行動が減る

正の罰:不快なことが取り除かれたことで行動が増える

負の罰:楽しみを奪われたことで行動が減る

 

そして、この実験で得た原理を応用したのがプログラム学習です。

プログラム学習とは、合理的に設計されたプログラムに従って、生徒が学習を進めていく能動的な学習の仕方です。例えば、計算ドリル・漢字ドリルなどがあります。これらは、問題提示→反応→フィードバックを繰り返すことによって学習することができます。

またプログラム学習の研究から、5つの原理が提唱されました。

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出典:http://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/opencourses/pf/3Block/07/07-2_text.html

構成主義の疑問点

・成功するまでは学習していないのか

・スモールステップの原理から、成功できるような課題しか学習できないのではないか

・仮説を立てる学習や、概念を形成する学習はできないのではないか

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